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健康通信

Vol.7　「食物繊維」について（2）

　前回の続き、「食物繊維」についての情報(２)です。
前回、食物繊維には「水溶性」と「不溶性」の２種類があるところまでお話をしましたが、では具体的な内容とは？
　まず、「水溶性食物繊維」は主に熟した果実や麦類、あと海藻類に多く含まれています。「水溶性食物繊維」の特徴としては、食後の血糖値の急激な上昇を防いだり、コレステロールの吸収を抑制したりするといったような効果があるようです。
一方、「不溶性食物繊維」を多く含む食品は、ゴボウ等の根菜類、豆類や未熟な果実、ちょっと変わってカニやエビなどの殻などです。
「不溶性食物繊維」の効能は、水分を吸着保持して腸内の有害物質を体外に排出する働きがあり、便の容積を増して排便を促進します。その結果、便秘の予防や改善に役立ち、更には腸の「ぜんどう運動」を活発にしてくれるので、基礎代謝率もアップするのです。
しかし、食物繊維はまだまだ色々な可能性を秘めている“第６の栄養素”として、現在も様々な角度で研究が進められています。
　当店も「研究所」として、管理栄養士を中心としたチームで、当店独自の視点から“食物繊維”を研究していきますので、ご意見・ご要望がありましたら、お気軽にご一報下さい。

■Vol.6　「食物繊維」について(1)
■Vol.5　「おから」について
■Vol.4　「ひよこ豆」について
■Vol.3　「人参」について
■Vol.2　「秋刀魚（さんま）」について
■Vol.1　体の中から涼しくなろう

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